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[ECzine Press 2019 Summer]ECで困ったらこの1冊! メール編(AD)

日本では意外と進んでいない!? 効果的なカゴ落ちメールを送るために必要なこと

まずはカゴ落ちの現状把握から 
A/Bテストで自社に合ったタイミングとコンテンツの見極めを

――「Cuenote FC」でも2019年6月からカゴ落ちメールの提供を開始しました。こちらの機能について詳しく教えてください。

Cuenote FCのカゴ落ちメールには、大きく5つの特徴があります。

(1)次世代型HTMLメールエディター搭載

カゴ落ちメールもCuenote FC 同様、次世代型HTMLメールエディターを搭載しています。テンプレート形式で柔軟なレイアウトが組めないサービスも中にはありますが、CuenoteFCの使い勝手の良いエディターは、お客様にご好評いただいています。画像のトリミングなども、すべてエディター上で行うことが可能です。また、HTMLメールが受信できない環境に対しては、テキストメールに変換して送る「マルチパート配信」もあります。

(2)メール内容も柔軟に設定

商品画像ごとに個別にURLを紐づけたり、商品個数も最大5個までメールに掲載できるので、よりユーザー1人ひとりに応じた「One to Oneリマインドメール」の配信ができるようになっています。

(3)在庫と連携した配信抑制

在庫情報と連携することもできるので、在庫がない商品をリマインドメールでプッシュするなどといった、クレームにもつながりかねないミスを防ぐことができます。

(4)受信環境に応じたメール配信が可能

受信環境ごとに最適化したメール配信を行っているため、メールの到達率が高いのも特徴です。厳しいスパム対策がなされている携帯キャリアメール向けにも、各キャリアのルールなどを分析して最適な形で配信するため、確実に届けることができます。

(5)セキュリティ

金融機関など非常に厳しいセキュリティ対策が必要なお客様にも、安心して使っていただけるシステムになっています。また、今回新たに導入されるカゴ落ちメールは、導入が簡単というのも特徴のひとつです。カートにスクリプトを埋め込むだけで、商品の画像などは自動的にCuenote FCのシステムが取りにいくことができます。

――では最後に、こういったCuenote FCの機能をふまえて、カゴ落ちメールを効果的に活用する方法を教えてください。

まずは実際に、カゴ落ちがどれくらい発生しているかを把握することが不可欠です。下記図のように、CuenoteFCでは、売上額、カート放棄された合計額などの数字をもとに、いくらリカバリーできるかを試算することもできます。実際に、ツールを導入するとどれくらいの効果が見込めるのかを最初に確認していただくのが良いと思います。

実際に配信する際は、配信のタイミングと回数の見極めが重要です。カゴ落ちメールは、1回ではなく複数回送ることで、CVRがアップします。メルマガ開封のピークは配信から3時間以内で、3日経過するとほぼ見られなくなり、3週間すぎると効力は0になるとも言われているので、1回目の配信はなるべく早めのタイミングで送るほうが効果的です。

とはいえ、商材などにもよって最適なタイミングは異なります。CuenoteFCではカゴに入れてから最短15分後から配信設定をすることが可能なので、A/Bテスト機能などを駆使しながら、最適な回数とタイミングを見つけていただければと思います。

また、カゴ落ちメールの効果をアップさせるためには、HTMLメールエディターを使ったコンテンツの作りこみも不可欠です。メールの中で5点まで掲載できる商品画像を、どんなサイズで何点掲載するのか。思い切って1点だけを大きく掲載し、ほかの4点はメールに含めないほうが効果があるのか……。メール内のコンテンツについても、こういったA/Bテストを繰り返しながら、どういった見せ方がよいのかを工夫していくことが重要なのではないでしょうか。

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この記事の著者

松岡 亜希(マツオカ アキ)

フリーランスのライター&エディター。出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、Webサイト、企業広報などさまざまな分野で活動中。● http://pubapart.com/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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