広告文を考える 鉄板の訴求ポイントと効果的な検索クエリとは?
英語のクリエイティブとなると、英語が得意でない人にとってはどうしたらいいかわからないと思うかもしれませんが、一般的には日本語のクリエイティブにも共通するような以下の訴求ポイントがまずは鉄板となります。
- 数字を使った訴求(価格、信頼、品揃え)
- 限定、リミット感
- オファー、割引、無料
- 有名ブランド、知名度のある固有名詞
- CTA
ただし英語のクリエイティブの場合は、日本語よりも文字数制限に苦しむことが多いのも特徴のひとつです。
というのも、日本語のように省略表現をうまく使ったりすることができないので、1単語で文字数が多いと表現できる幅が限られてしまいます。そのため、文字数を多く使わず、かつ強いインパクトを与えることができる数字を使った表現は、できるだけ広告文に取り入れた方が良いでしょう。
Book now!, Get a free quote!, Get today!などのCTAも入れるのも、ユーザーのアクションを促すには効果的です。
また、検索クエリにあったキーワードをタイトルに入れる、というのも効果があります。海外広告で検索クエリを見ていると、よく見かけるのは国名が入った検索クエリです。
たとえば、シンガポール向けに広告を配信していた時の事例ですが、検索クエリを見ると「○○ Singapore」というような例が多くありました。シンガポールは英語が第一言語の国ですが、検索をするとシンガポール以外の国のサービスや商品情報が検索結果に出てきます。そのため、シンガポールで提供しているサービスや商品を探すためにシンガポールのユーザーは検索クエリに「Singapore」と入れていました。
そこで広告文の中にも「in Singapore」という表現を加えるとともに、住所表示オプションや電話番号表示オプションなども使って、シンガポールで提供している商品であることを伝えるようにしたところ、クリック率が向上しました。
広告のパフォーマンスを上げるためには広告表示オプションの設定も確実に行いましょう。Googleが推奨している設定数もあるので、下記の数を意識するのがポイントです。
- サイトリンク:8つ以上、簡潔な文で
- 構造化スニペット:ふたつ以上(4つ以上の値)重要な要素を前に
- コールアウト:8つ以上
- 価格表示:4つ以上、できれば8つ
- セールなどもやっていればプロモーション表示オプションも忘れずに