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ECホットトピックス

越境ECで人気の日本商品の特徴は?売上が伸びている国は?
「Retail Without Borders Tokyo」イベントレポート

「昨年いちばん伸びたのはブラジル」 イーベイが語る越境ECの心得

 続いて登場したのは、イーベイ・ジャパンの岡田朋子氏。ショッピングモール「eBay」の2017年の取り扱い高は10兆円にのぼり、そのうち越境ECが2兆円以上を占めているという。この越境ECがイーベイとしては成長領域となっており、越境ECのプラットフォームとしては世界最大の規模を誇る。

 現在日本からは190ヵ国以上に販売しているが、昨年もっとも伸びたのは、日本からブラジル向けの売上で、ロシア、オーストラリア、ドイツ、フランスと続く。日本の商品で売れているものには、どのような特徴があるのだろうか。

「大きくは3つのカテゴリに分かれます。ひとつは換金性が高い物、たとえば中古のハイブランド品などです。日本は中古商品のライセンス制度が非常に整っており、市場として成熟していることが世界中に知られています。

ふたつめは、カメラやスポーツ用品などをはじめとした世界に知られている日本のメーカー商材です。車やバイクのパーツについても、日本車が世界中で走ってますので、新品中古問わず、日本の製品が世界中から求められています。

3つめは、カルチャー商材です。フィギュアやビデオゲーム機、ゲームソフトや、日本のアンティーク商材である掛け軸や刀のツバなども大変人気です。以上のことから、より日本らしいものや、日本から販売することに付加価値がある商材が海外の販売者から求められていることがわかります」

イーベイ・ジャパン株式会社 ビジネス開発部 部長 岡田 朋子氏
イーベイ・ジャパン株式会社 ビジネス開発部 部長 岡田 朋子氏

 さらに岡田氏は、越境ECを検討しているEC事業者に向けて、「どこの国に売るかを考えることがとても重要」と話す。

「越境ECと国内では、需要と供給のバランス、サイズ、季節が違うので、まずはどこの国に売るかを考えることが非常に重要です。たとえば生産国が中国や東南アジアで作られている商品に関しては、もちろん生産国からも出店されている場合がほとんどです。ですので、競争力の持たせ方や、日本から買うことに意義があるような商品を販売することがカギになります。

また、商品が返品された場合も、日本以上にコストがかかることも考慮しなければなりません。返品への意識やマーケットプレイスの文化も、それぞれ日本とは違います。アメリカやヨーロッパは比較的買い手保護になっているので、そういったリスクも売価に乗せてリスクヘッジすることも、大切ではないでしょうか」

ワールドファーストジャパン株式会社 ビジネス開発本部長 張 継章氏
ワールドファーストジャパン株式会社 ビジネス開発本部長 張 継章氏

 「ワールドファーストジャパン」は、越境マーケットプレイスでの外貨売上を、安価な手数料で日本円に送還するサービスや、同様に得た売上金を受け取るための口座を無料で提供している。兼ねてから、本イベントの主催であるWe Are Pentagonとイギリスで付き合いがあったことから、本イベントに特別協賛している。同社ビジネス開発本部長の張 継章氏は、イベントの感触と今後の取り組みに関して、下記のように話した。

「たくさんの方にご来場いただき、それだけ越境ECの機運が高まっており、皆さんの関心が集まっていることを目の当たりにしています。

これから目指すこととしては、お金にまつわる仕事ですので、まずは安全に、便利に、さらに低料金で、というところは大事にしていきたいです。現在、日本では海外での売上の集金が中心となっていますが、今後は仕入先への送金なども含め、個人・法人問わず、お金のやりとりを国際的に動かしていく。そこに関わっていきたいと思っています」

 国内のECとは異なる、越境ECならではの動向や特徴について、様々な領域のプロたちが知見を共有した本イベント。今後どのようなプレーヤーが登場し、越境ECを牽引していくのだろうか。今後の動きに注目したい。

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この記事の著者

ECzine編集部 中村 直香(ナカムラナオカ)

ECに関する情報を、正確にお届けできればと思います。よろしくお願いいたします。

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