200社のフォローメール経由の消費者行動を分析!
売れるネット広告社が監修している「売れるネット広告つくーる」という単品通販支援サービスがあります。200社近くの単品通販事業主様にご利用いただいており、1万点近いランディングページが公開・運用されています。
この「売れるネット広告つくーる」を使い、フォローメールを経由して購入を行った消費者の行動を分析しました。その結果を「7つの事実」としてご紹介していきます。
200社の中には、健康食品や化粧品、食品、飲料などさまざまな商品ブランドが含まれており、売れるネット広告社がコンサルティングしている以外の、独自に施策を展開されている事業主様のデータも多く含まれます。さまざまなビジネスモデルが含まれるため、フォローメールの現状の傾向を、ある一定映し出すデータになっているのではと考えています。
近年、効果がなくなってきているという先入観が強いメールCRMですが、実際はどうなのか、ご紹介していきたいと思います。
はじめに:売れるネット広告社のフォローメール手法を大公開!
まず、売れるネット広告社で行っているCRM手法について説明しておきます。売れるネット広告社では、CRMの設計にあたり、下記のような図でコミュニケーションフローを設計しています。我々はこの設計図を「フロー表」と呼んでいます。
売れるネット広告社流「カスタマージャーニーマップ」とでもいうべきものですが、左の上端が「広告原稿(バナー広告など)」で、施策が分岐しながら右に行くにつれて時系列でのコミュニケーションプランを表しており、広告起点での顧客育成プロセスを可視化しています。
売れるネット広告社の主たる施策は、広告入口での見込み客獲得と顧客・リピート客への引上を誘導するというものですので、左から順に時系列的にどのような施策を行ってコミュニケーションを取り、定期コースに誘導するかをマッピングしています。 具体的には、広告入口でランディングページから「モニター」を申し込んだ見込み客に対して、5通~8通程度のフォローメールを送付しています。
このフォローメールを経由して、見込み客を引上専用のランディングページに誘導し、定期コースの購入をおすすめします。このときの購入率を「引上率」と呼んでいます。売れるネット広告社のコンサルティングの実績では、2016年時点でも、下記のような成功実績が出ています。
メールによるCRMは、効果が低下していると言われていますが、しっかりとフローを構築し、商材特性にあわせたクリエイティブで、かつ最適なタイミングで展開することで、こういった効果が上がる可能性が確認されているのです。