売れるネット広告社 加藤公一レオが決済画面に注力する理由
こんにちは。売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO 加藤公一レオです。
これまで「ネット通販(D2C)の広告の費用対効果を最大化する方法」についてさまざまな場で語ってきたが、意外と「決済方法」だけにフォーカスしてお話したことはなかった。
あらゆる決済方法が登場している昨今、お客様に「どの決済方法をおすすめするか」は、かつてないほど重要になってきている。
おすすめする決済方法によって、ランディングページのコンバージョン率は上がったり下がったりする。「結局どの決済方法をおすすめすればよいのか」という問題に決着をつけるべく、コンバージョン率とLTVを最大化する“最強”の決済方法についてお話ししたい。
最悪な決済画面はコレだ!
結論をお伝えする前に、まずはよくあるダメな決済画面の例をご紹介したい。最悪なのがラジオボタン選択式で、あらかじめチェックがどこにも入っていない決済画面だ。どこにもチェックが入っていないのに、あらかじめクレジットカード情報の入力欄がある決済画面は最悪中の最悪だ。
このような画面では、ただでさえ面倒な申込フォームがますます長くなり、誰も申込みたくなくなる。
しかも、あらかじめ何の決済方法も選択されていないので、お客様がチェックを漏らすと、確認画面でエラーが出る。こんな決済画面では、エラーにイラっとしたお客様が申込みを完了する前に離脱するのは間違いない。
まだましなのが、プルダウンであらかじめ何らかの決済方法が選択されている決済画面だ。最近では、お客様を「クレジットカード払い」に誘導しようと、あの手この手で「クレジットカード払い」をおすすめしている通販(D2C)会社が多い。ところが、実は「クレジットカード払い」をデフォルトにするだけでランディングページのコンバージョン率は下がる。
理想的なのは、プルダウン式で「後払い」がデフォルトに設定されている決済画面である。
これなら余計な入力欄がないので見た目もすっきりしているし、お客様がチェックを漏らして確認画面でエラーになることもない。お客様が「クレジットカード払い」を希望する場合は、プルダウンで「クレジットカード払い」を選ぶと、クレジットカード情報の入力欄が表示される仕組みだ。