寺田倉庫から資金調達 モノをテーマにしたSNS「Sumally」
Sumallyは、2011年9月にはじまったサービスです。コーポレートサイトにもあるとおり、「この世界の存在するすべてのモノの"百科事典"を作ること」をベースのコンセプトにしています。
サービスとしては、わかりやすく商品に対して「欲しい(Want it)」と「持っている(Have it)」を付けるという単純なサービスですがが、個人的にはローンチから面白いサービスだと思っています。
今回、取材することになったきっかけは、3月17日に寺田倉庫から約2億円の資金調達をしたニュースを見てのことでした。寺田倉庫といえば、最近「物流」が絡むネットベンチャーに投資するニュースをよく見かけます。月額制定額ファッションレンタルの「エアークローゼット」にも投資をしています(参考)。
サマリーは、この寺田倉庫と協業し、昨年から「Sumally Pocket(サマリーポケット)」というサービスを展開しています。このサービスは、実際に家にあるモノ、たとえば「洋服」や「漫画」などを専用の段ボールに詰めて送ると、1ヶ月300円(税別)で預かってもらえるというサービスです。
段ボールを預ける、取り出すなどはすべて専用のアプリで操作し、預けたアイテムは写真撮影され、アプリ上で今、何を預けているのかを管理できます。都内で、ワンルームに住み、クローゼットに洋服が入らない場合など、このサービスを使うと管理が楽そうです。しかも地代が高い都内などであれば、家賃+300円と考えれば、保管料も安く感じられそうです。