フィード広告で新規ユーザーを獲得したアパレルECの事例
未来訪の新規ユーザーの獲得への貢献が期待できる、ダイナミックオーディエンスターゲティング。すでに実施したEC事業者は、次のように活用している。
「メンズアパレルをメインで取り扱うEC事業者様は、売上ランキング、ジャケット、価格、色を基準に商品リストを作成し、ファッション好き×男性×30代というユーザーに訴求し、CTRを2倍、CVRを1.5倍に向上されました」
新会社『MicroAd DFs』、新ツール『SKY』が提供する未来
こうした事例から、フィード広告にさらなる可能性を感じ、データフィードを用いたネットマーケティング支援を専門的に行う新会社『MicroAd DFs』を設立。
「『MicroAd DFs』では、データフィードの生成や加工を『SKY』というツールを使って無料で行い、配信や予算配分を自動化します。『SKY』の特徴は、配信実績を蓄積し、データフィードに活かせること。次のマーケティングの施策にも活かせるデータを、皆様にご提供できるかなと考えています」
さらに井上さんは、商品、広告主をまたいだ商品リストという未来を見ている。
「あるユーザーが興味を持つ、複数社の広告主様の商品を、あわせて提案していくような仕組みを作りたいなと思っています。『SKY』では、さまざまな広告主様のデータを管理していますから、そこで得たデータや実績を、広告主様をまたいで提供し、配信していく。その実績をまた『SKY』に戻し、拡張データとして使っていく。このような商品リストタイプのオーディエンスターゲティングができればと考えています」(了)