【動画】ロボットが5.5mの高さまで商品を移載
今回の発表とあわせて、常総DCでは倉庫見学が開催された。そこでは、実際に現場で働くロボットの様子を見ることができた。
まず、オークラ輸送機との協力で実現した保管、ピッキング設備だ。導入されたロボットの一つ「LMR(潜入式搬送ロボット)」は、国内外から入荷された商品を専用の保管設備まで運ぶ。入荷品が詰められた段ボールから、人の手で商品をグレーのコンテナに移動。コンテナをLMRに載せると、自動で棚まで搬送される。
面積が広い倉庫内で人間が商品を棚まで持っていこうとすると、体力が必要な上に時間がかかる。LMRによって、現場の担当者の移動距離が大幅に短縮された。
商品を保管する棚は、天井近くまで積み上がっている。そこまで搬送された商品は、中国企業のHikrobot Technologyが開発したCTU(コンテナ移載ロボット)によって、自動的に棚から出し入れされる。棚の周りを見渡すと、人がほとんどいないことがわかるだろう。従来は人の手が届く1m60cm程度までしか商品を積めなかったが、現在は5.5mの高さまで積むことができる。
また、同じくオークラ輸送機とともに実現されたのが、段ボールの組み立てや封緘(ふうかん)を自動で実施する仕組みだ。段ボールは配送先ごとに分けられ、コンベアで所定の場所まで運ばれる。ここでも、人はほとんど作業を行っていないが、段ボールがきれいに整頓されて並んでいる。

