【動画】120台の仕分けロボットが行き交う
さらに、プラスオートメーションの協力によって自動化されたのが、ミスが発生しやすい仕分け作業だ。中国企業・Zhejiang LiBiao Robot製のソーティングロボット「t-Sort」120台が、3区画の広域にわたって敷かれた専用フロアの上を行き来する。
その周りには段ボール箱が一列に並ぶ。手前には赤いランプがともるパネルが設定されている。段ボール箱の中身がいっぱいになると、ランプの色が変わる仕掛けだ。すると、t-Sortがその段ボール箱には商品を仕分けしない設定となっている。
t-Sortが行き来するフロアの下にはコンベアが設置されており、いっぱいになった段ボール箱はここをとおって封緘作業、配送先の仕分けへ運ばれていく。


t-Sortが行き来するフロアでは、一定間隔ごとに担当者が配置されている。それぞれがタッチパネルを見ながら、仕分け状況を管理しているようだ。彼らが、十分に商品が入った段ボール箱をコンベア側に移動する流れだという。
フロアには、一人が1時間に処理する数量の目標値として「700」と書かれていた。効率を重視しながらも、「従業員の負担を軽減し、常に目標を達成することを楽しみながら働いてもらいたい」と木村氏は補足する。
なお、アダストリアグループは、こうしたロボットの導入を多拠点にも展開していく。2025年8月に、同グループは西宮北物流センターの稼働を開始した。ここでは、2026年以降から本格的な自動化が予定されている。また、2027年には新たにEC専用物流センターの開設も控えている。同センターは、開設と同時にロボットなどの自動化システムも本格稼働する見とおしだ。