「ベイスターズらしさ」をデザインに宿す、ブランディングの哲学
━━コラボレーションや定番商品の開発において、大切にしている「ベイスターズらしさ」とは何でしょうか。
吉田 世の中には似たようなアイテムは存在しますが、必ず「ベイスターズならどうするか」という一工夫を加えるようにしています。メーカー様からご提案されたデザインをそのまま通すのではなく、企画担当者が自分の色と「ベイスターズらしさ」を掛け合わせることで、オリジナリティを追求しています。
━━コラボグッズにおいても、その哲学は貫かれているのでしょうか。
吉田 もちろんです。コラボ相手のキャラクターにユニフォームを着ていただくのはもちろん、双方のファンの方が欲しいと思うようなデザインを突き詰めます。
また、コラボ先も企画担当者の「熱量」で決まることが多いです。「自分が好きなブランドやコンテンツだからこそ、最高のコラボにしたい」という担当者の強い思いが、結果としてファンの皆さまを納得させるクオリティに繋がっていると思います。基本的には制限をかけずに「やりたいこと」を優先する文化があります。
今後の展望:購入体験のワクワクを最大化し、野球文化を創る
━━最後に、今後のEC・グッズ戦略の展望をお聞かせください。
今野 商品数が増える一方で、目当ての商品が埋もれてしまうという課題もあります。ファンの方々がよりスムーズに欲しいものに出会えるよう、サイトのUI/UXは常にアップデートしていきたいです。また、ECは手元に届くまでの時間も楽しみの一つですので、梱包やサービスを含め、箱を開けた瞬間にベイスターズを感じられるような仕組みを整えていけたらと考えています。
吉田 ベイスターズ発信で「スポーツ界の定番文化となるグッズ」を作りたいと思っています。さらに、また、ファンの方はもちろん、ファンでない方の日々の生活にも自然と溶け込むようなグッズを提供し続けたいと考えています。今年は横浜DeNAベイスターズ15年目となり、ご当地スターマンのグッズも展開しています。記念グッズをきっかけにベイスターズが横浜の街により一層愛される存在になれたら嬉しいです。
━━「熱狂」を仕組みで支え、新しい文化へと昇華させる。これからの展開も楽しみにしています。ありがとうございました。
