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【オンライン】ECzine Day 2026 February (2026.02.13)

押さえておきたい!ECトレンド図鑑

横浜DeNAベイスターズに聞く、担当者の「熱量」が支えるグッズ・EC戦略

推し活需要を捉え、独自性の高い商品を開発

━━「ラフスタイルグッズ」や「全選手展開商品」など、最近は従来のスポーツグッズの枠を超えたヒット商品も目立ちますね。

吉田 はい。特に力を入れているのが「推し活」文脈の商品です。昨シーズンから始めた「ラフスタイルグッズ」は、選手の私服姿をグッズ化しました。ヘアメイクもしていただきモデルのような撮影を行い、球団が運営するLifestyle Shop『+B(プラス・ビー)』のTシャツを着用してもらうことで、ファンの皆さまが「推しとお揃いの服」を買える体験を創出しました。

ラフスタイルグッズ©️YDB
ラフスタイルグッズ ©YDB

 これは女性ファンの方を中心に非常に大きな反響があり、SNSでも「Tシャツまで買えるのは嬉しい」と喜んでいただけました。好評だったため、今年も継続して販売を行っています。

━━全選手展開商品に関してはいかがでしょうか。

吉田 BAYSTORE ONLINE限定で選手の誕生日グッズを受注販売することで、どの選手のファンの方も推し選手をお祝いしていただくことができるかと思います。また、今年新たに開業したBAYSTORE Flagship YOKOHAMA限定商品にはなりますが、支配下全選手のマルチバームを販売するなど、ファンの皆さまが本当に欲しいものを手に取っていただけるグッズ展開を意識しています。

UI/UXの改善と、ファンを飽きさせない「毎週新商品」のサイクル

━━オンラインストアの運営において、売上を伸ばすための具体的な工夫はありますか。

今野 ECサイトでは、「商品を手に取れないこと」が課題のため、商品画像(カット数)を増やし、特にアパレルはサイズ感が伝わるよう配慮しています。

 また、昨シーズンから取り組んでいるのが「着用イメージの可視化」です。サイトのトップページに、選手やお客様が実際にグッズを身に着けている画像をSNSと連携して掲載しています。これにより、自分が使っている姿をイメージしやすくし、購入のハードルを下げるきっかけを作っています。

━━新商品の投入サイクルも非常に速いですよね。

吉田 基本的に「毎週新商品を出す」サイクルを回しています。今の世の中は多様性が進んでおり、万人受けする一つの正解を出すことは難しく、幅広いターゲットに向けて、毎週新しい商品がある状態を作っています。

 企画の基準は、担当者の「熱量」です。担当者の熱量が高ければ「まずはやってみよう」とGOサインを出すことが多いです。担当者が愛情を持って作ったものは、必ずファンにも伝わると信じています。

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「ベイスターズらしさ」をデザインに宿す、ブランディングの哲学

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