SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

最新イベントはこちら!

【ハイブリッド開催】ECzine Day 2025 Winter

2025年2月4日(火)13:00~18:45

ECzineニュース

EC運営者の90%近くが業務自動化を希望も費用とリソース不足が障壁に/エートゥジェイ調査

 クラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」を提供するエートゥジェイは、ECサイトの運用経験者を対象に、EC運営の業務効率に関する調査を実施した。

90%近くが業務自動化を希望

 調査によると、87.9%のECサイト運営者が業務自動化を希望していることがわかった。業務の自動化により効率化が期待される一方で、導入には様々な課題がある。特に、EC事業者が直面している課題は「時間がかかる業務」と「人手が不足している業務」で明確に区別できることが判明した。

 ECサイト運営者が自動化を望む業務としては「注文処理と管理」「在庫管理」「データ分析とレポート作成」が上位に。これらの業務は手動では時間と労力がかかり、人的ミスのリスクが高まるため、自動化による効率化が強く求められていると考えられる。

業務別に見る自動化の優先度

食品業界:注文処理や管理

 食品業界では、冷凍・冷蔵など温度帯の異なる商品を扱う特性上、正確な注文処理が求められる。調査では、40%以上の事業者が「注文処理と管理」の自動化を希望していることがわかった。

アパレル業界:在庫管理

 アパレル業界では、季節やトレンドに応じて商品の入れ替えが頻繁に発生する。適切な「在庫管理」は売れ残りや欠品の防止に直結するため、40%以上の事業者が自動化を求めている。

電子機器業界:データ分析とレポート作成

 電子機器業界では、膨大なSKUを効率的に管理し、迅速な意思決定を行うため、40%を超える割合で「データ分析とレポート作成」の自動化が必要とされている。効率的にデータを処理し、より迅速な市場動向や顧客ニーズの把握が期待される。

支援が求められる分野と自動化の障壁

具体的な支援内容とコスト削減のニーズ

 ECサイト運営者が自動化にあたり支援が必要だと感じている業務は「具体的なツールやソフトウェアの提案」だった。次いで「コスト削減プラン」が挙げられた。自動化の導入に際して、売上向上とコスト最適化の両立を目指す姿勢が反映されている。

費用とリソース不足が障壁に

 自動化推進の最大の障壁は「費用」と「人員および時間のリソース」で、約50%が課題と感じている。

調査概要

  • 調査名:メルカート ECサイト運営の業務効率に関する調査
  • 調査期間:2024年7月26日(金)~2024年7月29日(月)
  • 対象地域:47都道府県
  • 調査対象者:20代~60代の男女1000名
  • 調査方法:インターネット調査

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

ECzine編集部(イーシージンヘンシュウブ)

ECZine編集部です。ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

ECzine(イーシージン)
https://eczine.jp/news/detail/15995 2024/12/24 08:00

Special Contents

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ECzine Day(イーシージン・デイ)とは、ECzineが主催するカンファレンス型のイベントです。変化の激しいEC業界、この日にリアルな場にお越しいただくことで、トレンドやトピックスを効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2025年2月4日(火)13:00~18:45

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング