アパレル事業を展開する夢展望は、2024年10月1日から2024年11月14日まで、中国のイベント「W11」に参画した。期間中、KOL(キーオピニオンリーダー)の起用やライブコマースを基軸にしたマーケティング、SNS連動プロモーションなどを実施し、中国エリアにおける売上高は2024年6月から9月との比較で300%以上増加したとのこと。越境EC本格参入前の2024年同期比で200倍以上となっている。
同社は「Inagora」「抖音」「小紅書」といった提携プラットフォームを活用し、期間中に継続的な注目を集めるための施策を展開。KOLによるライブコマースやSNSとの連動プロモーションなどが支持され、フォロワー数がイベント前比で30%以上増加している。特に、探偵服など既存の人気商品が大きな反響を得て、好調な売れ行きとなったとのこと。
W11で得た成果をもとに、同社は中国市場での販売基盤を拡大するため、新たに「POIZON」および「FANAFAN」との連携を開始した。
POIZON
POIZONは、中国の若年層に支持を得ている越境ECプラットフォーム。多様な商品選択と鑑定サービスをコアとしている。夢展望は、POIZONを通じて中国ユーザー向けに効率的かつ信頼性の高いショッピング体験を提供し、中国市場でのさらなる成長を目指す。
FANFAN
杭州翻翻動漫グループ(日本向け通称「ファンファン漫画」)が提供するFANFANは、海外漫画輸入やキャラクターグッズの販売・企画など、IP事業を数多く展開。直営店舗や幅広い流通ネットワークを通じて、中国市場へ幅広く商品やサービスを提供している。夢展望は、FANFANを通じてコラボレーション商品の販路拡大を図る。