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コスメや服を買う基準は「自分ウケ」・約60％が初売りで買いたいものが「ある」／Qoo10調査

2024/12/19 08:30

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　インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japanは、2024年に実施した5回の調査結果をまとめた「2024年女性の購買・行動選択白書」を発表した。この白書は「身に着けるものの選択」「ご褒美としての選択」「日用品の選択」「発信における選択」の4つのチャプターで構成されており、女性たちの行動選択の背景や調査結果を分析している。

コスメや服は「自分ウケ」を重視する人が9割

　2024年8月の調査では、20代から30代の働く女性に「コスメや衣服を買う基準」をたずねたところ、約90％が「自分ウケ」を重視すると回答した。「自分の好きなものであればそれでいい」「他人ウケの服はいつか着なくなる」「自分の気分が上がるかどうかが大事」といった理由が挙げられた。一方で「客観的な意見を聞くほうが楽」「周囲にある程度溶け込みたい」という他人ウケ派も存在した。

使っているSNS1位は「Instagram」　利用目的は「情報収集」「息抜き」

　SNSの利用状況を調査した結果「Instagram」の利用が20代で81.2％、30代で76.4％と最も人気だった。利用目的は「情報収集」が全体の80％を超え、「発信・投稿」をしている人は約40％にとどまった。そのほかは「見る専」としてSNSを利用している人が多かった。

職場環境に変化があった人ほど夏のコスメ・服の購入意欲が高い傾向に

　2024年5月に実施された調査では、職場変更があった人は夏のコスメや衣服の購入意欲が高いことがわかっている。環境が変わったことで新たなアイテムが必要になった人、気持ちや収入に変化があり、夏の買い物に積極的な人がいたと考えられる。職場とプライベートでファッションやメイクを変える人も多く、メイクやファッションで気持ちをコントロールしている人もいることが明らかとなった。

自分へのクリスマスプレゼントに購入意欲がある女性は70％

　2024年11月の調査で「自分へのクリスマスプレゼントを買いたい」と回答した女性は70％以上にのぼった。特に人気の高い商品は「コスメ」「衣服」「スキンケア」だった。

初売りの購入意欲は57.2％　福袋購入の予定は4人に1人

　2025年初売りでもクリスマスプレゼント同様「衣服」「コスメ」「スキンケア」が特に人気で、福袋を購入する人は全体の25％という結果に。「毎年買う」という人は11.8％だった。

　2024年11月の調査では、2024年のクリスマスから2025年の年始にかけてコスメにかけたい予算を聞いたところ、平均2万1,932円となった。ファッションアイテムにかけたい平均予算は2万3,191円。同年5月の調査と比べると、ファッションアイテムにかける予算はほぼ同じだった一方で、コスメにかけたい予算はクリスマスから年末年始のほうが8,000円以上高い結果となった。

物の買い換えは「安定派」が約80％

　20代から50代の一人暮らしの女性が対象の調査で、日用品や家電などを買い換える際に「これまでと同じブランドや商品を選ぶ」と回答した人は全体の80％以上を占めた。「好きなものを見つけるまでは色々買ってみるが、気に入ったら長く使う」「自分に合うものを使い続けたい」といった意見が寄せられた。

　一方で「新しい商品を試すことが好き」と回答した人は20％程度だった。「新製品をどんどん試す。今より良いものを求める」「同じものだと飽きる」という声が挙がっていた。

日用品購入時は価格と品質のバランスを重視

　日用品の購入基準についての調査では、約60％が「コストパフォーマンス」「効果・使い心地」と回答。一人暮らしの女性にとっては、品質の良さもコストパフォーマンスもどちらも大切であるということがうかがえる。

魅力をひろめたいもの1位「推し」2位「グルメ・飲食店」3位「音楽」

　2024年9月の調査では、魅力をひろめたい・ひろめるべきだと思っているものがあるかたずねたところ、約60％の人にひろめたい・ひろめるべきだと思っているものがあった。「動物愛護活動（11.2％）」や「環境保全活動（10.6％）」、「周りの人（魅力・行動など）（6.8％）」と回答した人もおり、活動や行動を含む幅広いジャンルとなった。ひろめる方法は「会話の中で（41.8％）」「SNSで（37.6％）」と回答した人が特に多かった。