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【ハイブリッド開催】ECzine Day 2025 Winter

2025年2月4日(火)13:00~18:45

EC動向定点観測~CRM編~

NPS分析の深化で決断力を高めたパル事例も 2025年、データ活用が事業にもたらすメリットとは

2025年は「究極のOne to One」実現が近づく年に

 2025年、CRMを推進する担当者は、より一層AIとの連携を意識する年になるだろう。既にAIはMAやレコメンドツールなどに当たり前のように取り入れられ、セグメント配信、One to Oneのアプローチを実現しているが、ChatGPTなどの急速なアップデートぶりを見るかぎり、こうしたアウトプットがより高精度になっていく可能性は非常に高いことが予想される。

「実用化が2025年のうちにどこまで進むかは未知数ですが、単なる情報の出し分けだけでなく、一人ひとりに合った文章のトンマナやアプローチの自動化を実現する、いわば『究極のOne to One』が近い将来に一般化していくのではないでしょうか。

 既に『カスタマーリングス』でも、顧客データをクリックすると、該当顧客のデータから属性や嗜好など、どのような人なのか輪郭を捉えられるようなサマリーに加え、その人に合った施策のアイデアを提案する機能を実装しています。こうした自然文で形成された顧客プロファイルがあれば、数字やデータに苦手意識をもつ方が触れるハードルを下げられるはずです」

 データの民主化には、全体のリテラシー向上に加えて、データを触れやすいものにする取り組みも欠かせない。生成AIは、データを数字から読み物にし、さらには接客のロールプレイングなどにも使えるノウハウの引き出しにまで進化させる可能性を秘めた、魔法の杖ともいえるだろう。こうした新たな技術をうまく使いこなすためにも、実践を積みながらリテラシーを高めたいところだ。

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この記事の著者

ECzine編集部 木原 静香(キハラシズカ)

立教大学現代心理学部映像身体学科卒業後、広告制作会社、不動産情報サイトのコンテンツ編集、人材企業のオウンドメディア編集を経験し、2019年に翔泳社に入社。コマースビジネスに携わる方向けのウェブメディア「ECzine」の編集・企画・運営に携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://eczine.jp/article/detail/15913 2025/01/24 07:00

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