創造的な自社ECサイトのためのUI/UX最適化
独自ドメインの、自社Eコマースサイト(以下:自社ECサイト)を運営するショップは年々増えてきていますが、中途半端なサイト制作・運用で止まっているところが多いように思います。そこでこの連載では、「創造的な自社ECサイトのつくりかた」を掲載しています。
創造的な自社ECサイトをつくるために、やるべきことはたくさんありますが、この第3回では「デザイン・UI/UXの最適化」にフォーカスします。
アパレル関係の広告代理店 → フリーランスWebデザイナー → SEOディレクター を経て、現在、シー・コネクトにてデザイン・フロントおよびエンドディレクション等行っている、加藤が、デザイナー目線でUI/UXの最適化について書きたいと思います。
ECサイトにおける、良いUI/UXとは
まずは、UI/UXの定義を振り返るところから。
UIとは
ユーザに対する情報の表示様式や、ユーザのデータ入力方式を規定する、コンピュータシステムの「操作感」。基礎的なUIはOSによって提供されるため、UIはOSの評価を左右する大きな要素となる。UIには大きく分けて、文字ベースのCUIとグラフィックベースのGUIがある。(IT用語辞典より)
UXとは
ある製品やサービスを利用したり、消費した時に得られる体験の総体。個別の機能や使いやすさのみならず、ユーザが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念である。(引用、同)
つまり、良いUI/UXを持つサイトって、「説明がなくても気持ちよく使える、楽しくて"イイ感じ"のサイト」ってことですね。
そんなのわかってるって? ……はい失礼しました。しかし、ECサイトだからといって上記に変わりはありません。
ただ、利用するユーザーによって、その内容は大きく変わります! 私は、そのターゲットユーザーの選定がポイントだと考えています。