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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

創造的な自社ECサイトのつくりかた

機能やCRMで付加価値をつける 創造的な自社ECサイトのためのシステム設計・開発

「インク革命.COM 」など自社ECサイトを運営するシー・コネクトさんが、創造的な自社(独自ドメイン)ECサイトのつくりかたをお届けします。第5回は、システム設計・開発についてお届けします。

自社ECサイトならではの「システム設計・開発」

 今回は、自社ECサイトならではの「システム設計・開発」にフォーカスします。仕様が固まっていて、機能的な工夫が難しいショッピングモールと異なり、自社ECサイトでは想像した仕組み(システム)を自由に実現することができます。

 ただし、自由度の高さを活用できなければ意味がありません。システム開発は目的達成のための手段だということを念頭に入れたうえで、「何のために、どの様な機能が欲しいのか」を明確にしていく必要があります。

 要件によっては、カート提供会社のASPシステムを利用したほうが効率的です。ECサイトを自社開発するのは、あくまで「自社ならでは」のサービスや機能を提供したい場合に限り、おすすめします。

 それでは具体的な機能を事例にしながら、自社ECサイトならではのシステムの設計・開発を考えていきましょう。今回の執筆は、「インク革命.com」を始めとした複数の開発プロジェクトを担当する弊社システムエンジニアの平川が担当しております。

システム設計の前に、ECサイトの特徴を考える

 ECサイトには大きく分けて、楽天やAmazon、Yahooなどのショッピングモール、自社ECサイトの2パターンがあります。 詳しくは、連載第1回の記事をお読みいただければと思います。

 上記はマーケティング観点からの違いですが、システムの観点から見るとどうなるでしょうか。

 もちろん、利用するASPやクラウドサービスによって異なる場合もありますが、 システム的な観点からざっくり考えると、上記のような区分けになります。

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この記事の著者

株式会社シー・コネクト 代表取締役 嶽本 泰伸(タケモト ヤスノブ)

10代の頃から起業を視野にいれ、20代前半は日本国内・海外、さらに業種を問わず10種以上の仕事を経験。2009年8月に株式会社シー・コネクトを設立。リサイクル・互換のインクカートリッジ、トナーカートリッジを販売する「インク革命.com」の運営をメインにeコマース事業を展開する。1981年8月30日生まれ、東京都出身。趣味は読書、漫画、新規ビジネスを考えること。好きな飲み物は牛乳。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

株式会社シー・コネクト システムエンジニア 平川史典(ヒラカワ フミノリ)

前職にてシステム開発/構築を経験。2012年株式会社シー・コネクト入社。現在システム開発/構築、社内インフラを担当。1983年10月28日生まれ、埼玉県出身。 趣味は バイクツーリング、写真を撮ること。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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