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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzine Day 2022 Summer レポート(AD)

販売員経験から見出したウェブ接客の理想像 ECでもリアルを追求するドットエスティのCX向上術

ウェブ接客の3つの掟を紹介 明文化と振り返りも欠かさずに

 アダストリアでは、KARTE活用の目的がメンバー間でずれないように「ウェブ接客の掟」を策定していると言う。上田氏は、各項目を次のように説明した。

1. ルールを作る

 「接客の作成に4時間以上かけない」といった作業時間・工程における決まりごとを制定し、「接客を作る」「KARTEを使いこなす」ことが目的にならないようにする。

2. メンバーに聞く

 接客のアイディアが偏らないよう、メンバー間できちんと共有する。

3. 顧客に聞く

 顧客アンケートの結果を接客に反映し、改善する。

 このような掟を踏まえ、具体的にはどのような手順で接客を作成しているのだろうか。上田氏は4つのステップを紹介した。

  • STEP1:どんな部類に属する接客かを確認する
  • STEP2:施策に対する目的を必ず明確化する
  • STEP3:実装する
  • STEP4:振り返り・改善をする(STEP1に戻りPDCAサイクルを回す)

「『目的』『課題』『取り組み内容』を都度言語化し、顧客体験とビジネスにどのような変化をもたらすか、必ず明文化した上で実装。振り返りも欠かさずに行っています。『作成に4時間以上かけない』と決め、手の込んだ実装は避けるようにしていますが、3時間程度で作成した接客施策のお気に入り登録数が1週間で2倍になるなど、きちんと成果につながっています」(アダストリア 上田氏)

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前年比140%のキャンペーンも 顧客の動きを可視化するKARTE Liveの魅力とは

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この記事の著者

景山 真理(カゲヤマ マリ)

フリーランスのライター。EC店舗、タウン情報誌制作会社、マーケティング支援企業などへの勤務経験を経て、ウェブメディアや雑誌をはじめとする紙媒体のライティングの仕事をしています。専門領域はデジタルマーケティング、コンテンツマーケティング、ECのセールスメルマガ、仕事・働きかた、デジタルトランスフォーメーションです。 ウェブ●Mari Kageyama Writing Works

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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