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【ハイブリッド開催】ECzine Day 2025 Winter

2025年2月4日(火)13:00~18:45

ECホットトピックス(AD)

動画コマースがOMOを加速する 家具ブランド「マスターウォール」の動画活用事例

動画出演がモチベーションになる会社づくりへ

 「visumo video」を導入し、動画コマース化を進めてからまだ日が浅いが、すでに成果も生まれている。

 「直営店とオンラインショップで、こたつの販売を始めました。コタツのメーカー様とともにインスタライブを配信し、そのアーカイブを自社ECサイトに掲載しました。商品の展示について、リアル店舗では一部でしか行っていなかったのですが、展示を行っていない店舗でもお客様から引き合いをいただきました。ライブ配信や動画を視聴した後、リアル店舗に来店してくださるお客様が一定数いらっしゃる手応えを感じています」

 すべての商品について紹介動画があれば理想的だが、制作には時間もコストもかかり現実的ではない。動画化の優先順位はどのように決めているのだろうか。

 「当社で制作している家具のうち、人気のあるものから動画制作を進めています。季節物や、店舗と連動してキャンペーンを行う場合は優先します。動画の本数がそれほど多くないため、増やしていきたいですね。動画コマースは、素材の質感や動きがあるものを伝える場合に有効だと思います。会話形式の動画は、写真とテキストのみで伝えるよりも、より多くの方に興味を持っていただきやすいのではないかと考えています」

 コロナ禍をきっかけにリアル中心だった企業がデジタル活用に乗り出した。大滝さんも、オンラインとオフラインの融合、すなわちOMOは今後ますます進むと考えている。

 「動画をご覧になって来店されるお客様が増えていますから。今後は、スタッフが出演した動画から商品が売れるといったことも増えていくでしょう。自分が出演した動画の成果について、自ら尋ねてくる者もいます。動画出演がスタッフのモチベーションアップにもつながるような職場にしていけたらと考えています」

AKASE株式会社 マーケティング 部長/ウェブ解析士 大滝創さん
AKASE株式会社 マーケティング 部長/ウェブ解析士 大滝創さん

 直近の動画活用施策としては、TikTokに挑戦している。新しいことに積極的だが、やみくもに取り組んでいるわけではなく、マスターウォールというブランドを強くしていくことが大目的だ。

 「家具は生活の中に実際にある、デジタルにはないモノです。メンテナンス方法をお伝えする動画や、家具のお取り寄せ試着サービスなどの取り組みは、よりブランドを感じていただきやすいのではないでしょうか。アナログなモノをデジタルで広く発信し、お客様のご都合の良い時に見ていただけるという接点は、今後、ブランドには欠かせなくなっていくのではと考えています」

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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