リターゲティングとは、ユーザーがウェブサイトやアプリ内で何らかのアクションを起こした場合、そのユーザーに関連広告を再度表示するマーケティング手法の一種である。
たとえば特定商品の未購入ユーザーに、関連商品や購入時の特典を強調するリターゲティング広告を表示することで、再訪を促進して購買へつなげることができる。広告以外にも、メールマガジンを使った案内や、アプリのプッシュ通知機能を使ったリターゲティング施策が多用されている。
ゼロから新規ユーザーを開拓するよりも、ある程度関心のあるユーザーに対するアプローチをする施策のため、CVR（Conversion Rate／コンバージョン率）は高くなりやすく、費用対効果が高い点も評価されている。
リターゲティングは、未購入のユーザーに対して効果的であるのはもちろん、購入経験のある休眠ユーザーや、リピーターに対しても効果が期待できる。休眠ユーザーには広告やメルマガを発信することでサービスを思い出す機会を与え、リピーターにはユーザーの関心に合わせた新商品や新プランを紹介して購入を促すことで、アップセルにつなげることも可能となる。
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