アプリとは「アプリケーションソフトウェア」の略称で、特定の目的を達成するために設計されたソフトウェアのことである。Excelのような表計算アプリや、Photoshopのような画像編集アプリなど、あらゆる目的に応じたアプリが存在しており、中でもLINEをはじめとするスマートフォン(スマホ)向けアプリの重要性はここ10年で急速に高まった。
アプリの特徴は、一度インストールすればすぐにアクセスできる点である。必要な機能がパッケージ化されており、機能性が高く、アプリによってはインターネット環境がなくても利用できるものも存在する。
EC業界におけるアプリは、いわゆるECサイトをスマートフォン向けにアプリ化したものである。プッシュ通知や実店舗での会員証機能、スマートフォンのカメラや位置情報との連携など、ウェブブラウザ上では提供が難しい、多くの機能を備えることができる。
ECアプリの重要性は、近年のスマートフォン利用率やスマートフォン経由でのEC利用率の増加にともない、急速に高まっている。すでにアパレルブランドや飲食店など、各社からECアプリが次々と登場し、利用者数だけでなくサービスを提供するベンダーも増えている。ECアプリを導入することで、ECサイトユーザーの囲い込みや販売促進、快適な顧客体験の提供、データ収集と活用など、様々なメリットが期待できる。
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