ユナイテッドアローズは、10月1日よりプライベートサービスデスクを開設すると発表した。オンラインの利便性と同社の接客サービスを融合させた次世代型小売販売を開始し、富裕層に向けた各種サービスを拡充するとのこと。
同社は、運営するECサイト「ユナイテッドアローズ オンラインストア」にて、同サイトにおける購買のみで高額な年間購入金額を持つ顧客がいると考察。こうした顧客に対し、同社が強みと考える接客サービスを提供すべく、コンシェルジュによる電話やチャットなどを使ったパーソナル対応を行う。同サービスでは、顧客の嗜好やライフスタイルに応じて同社の全ブランドのラインナップから商品を紹介。スタイリングやアフターケアなどのトータル提案を行う。同社は、同サービスの提供によりオンラインの利便性とパーソナライズした接客サービスを融合した新たな小売販売のスタイルを構築し、オンライン顧客の醸成、付加価値サービスによるLTVの向上を目指すとしている。
プライベートサービスデスクは営業統括本部に新設され、室長には同社のトップ販売員であるセールスマスターを2011年より務める藤田裕貴氏が就任。傘下には同社内より選抜された複数名のコンシェルジュを配置する。