メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」と丸井が展開するECサイト「マルイウェブチャネル」のデータ連携を開始する。
メルカリと丸井は、2020年2月の業務提携以来、新宿マルイ 本館をはじめとする一部店舗での「メルペイ」決済導入や、「メルカリ」を“体験しながら学べる”リアル店舗「メルカリステーション」を全国11店舗にオープンするなどの連携施策を実施してきた。
今回、連携によって生まれたシナジーをさらに進め、マルイ・モディでのメルカリステーションの多店舗展開によって活性化した「一次流通と二次流通の融合」というユーザーのオンライン・オフラインの垣根を越えた体験をさらに向上させるべく、丸井が運営するECサイト「マルイウェブチャネル」への「メルペイネット決済」導入と、同ECサイト上で購入した商品を「メルカリ」の「持ち物リスト」機能へ連携することを決定。
このデータ連携は、「マルイウェブチャネル」で「メルペイネット決済」をした商品を使用し、役目を終えたら「メルカリ」の「持ち物リスト」で出品、そして新たに商品を購入するというシームレスなサイクルを生み出すことで、ユーザーの利便性が上がることを目的としている。また、オンライン上での相互送客により、両社のシナジー最大化を目指す。
「持ち物リスト」連携について
「メルペイネット決済」を利用して、提携するECサイトで購入した商品の資産価値を可視化し、購入履歴を元に簡単に「メルカリ」に出品ができる機能。提携するECサイトから「メルペイネット決済」を使用して購入した商品に加え、過去に「メルカリ」内で購入した商品、「売れるかチェック」機能を使用して撮影した持ち物が「持ち物リスト」に掲載される。 リストには、商品のカテゴリー・ブランド・商品名および説明などが表示されるため、容易に「メルカリ」での出品ができるようになる。