OKIと肥後銀行は、セルフ入出金機「SmartCashStation」を活用した、銀行店舗におけるユーザーのセルフ入出金と行員の現金タッチレスの実現に向けた取り組みを開始した。
セルフ入出金機「SmartCashStation」とは、OKIが提供するEnterprise DXを構成するソリューションのひとつ。ユーザーの操作による現金の入出金や両替などにより窓口職員の現金タッチレスを実現し、窓口業務における現金取扱い事務の負担を軽減する。
肥後銀行では、店舗に来店したユーザーが、店内にある受付端末(EQ)で発行するQRコードを使用して、営業店端末と連携したSmartCashStationで必要な入出金を自ら行うようにした。これにより、ユーザーの待ち時間や店舗滞在時間を短縮するとともに、行員の現金タッチレスを実現し、ニューノーマルにおける新たな顧客体験(CX)を実現する。
肥後銀行では中期経営計画で掲げているデジタル戦略:デジタル社会に向けたDX推進の一環として、2021年11月にまず同行菊池支店(熊本県菊池市)に導入し、順次他店舗へ展開を計画している。
OKIでは引き続き、デジタル化で店舗業務を改革するEnterprise DXにより、肥後銀行のデジタル戦略の取り組みを支援していく考え。