電通アイソバーは、10月に提供を開始した、すべての体験を“顧客中心”とすることを実現可能とするためのヘッドレスソリューション 「“Kirimori(キリモリ)”」 にマーケティングや人気の新商品の販売などで起きるウェブサイトへ急激なアクセス負荷への対応策として、新機能「Kirimori Waiting System」の追加提供を開始した。
人気商品の発売やLINEなどによる集客施策を実施した際、アクセスが集中し、システムが高負荷になることによりウェブ画面を表示できないという事象が発生することがある。企業として、アクセスの予測や考え得る対策を事前に行っていても、このようなトラブルに現時点でも直面しているのが現状である。そこで、アクセス過多の際、顧客に適切な情報配信を自動対応可能としたのが同ソリューショである。
同ソリューションの特徴は、次のとおり。
待ち時間の通知
エラー画面の表示ではなく、現在どのくらいの人がアクセスしており、どのくらい待てば購入画面に辿り着くのか、などの情報を提供。
お楽しみコンテンツ
待ち時間でその製品の説明、プロモーションムービーなどを提供し、待ち時間の対応を行う。
再来訪のきっかけ
次回使えるクーポンを提供することで、今回は購入できないが、次回割引で購入できることで再訪問をうながす。
予約販売
予約するページをフォームなどで用意することで、購入はできないが、次回入荷時に購入できるように対応を行う。
同ソリューションの導入には、自社のシステムに弊社ソリューションを組み込むことでサーバーの負荷をモニタリングする形式のものと、手を加えず状況に応じた対応を行うもののふたつがある。これにより、企業の提供しているソリューションに合わせて適切な導入を行うことができるという。