Wovn Technologiesが提供するウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」が、ナビタイムジャパンが提供する法人向け店舗データ管理クラウドサービス「NAVITIME Location Cloud」と連携を開始した。これにより同クラウドサービスにて日本語で登録した店舗データを、自動で最大5言語(英語、簡体字、繁体字、韓国語、タイ語)に翻訳でき、翻訳されたデータから店舗の多言語ページを生成できるようになる。
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翻訳された多言語データは、自社サイトはもちろん同クラウドサービスが連携する外国人向けメディアやサービスにも自動で掲載可能。翻訳から店舗ページの作成までを自動で行えるため、手間やコストのかかる多言語サイトの運営の効率化やコスト削減をサポートする。また、翻訳されたデータは、自社資産として利用可能なため、自社の店舗サイトや外部の連携メディアだけでなく、店舗のチラシや商品メニューなどさまざまなツールにて使用することができる。
店舗データの多言語化においては、住所や地名、駅名など、同じ漢字表記でも読み方が異なることや、特殊な読み方をするなど、通常の機械翻訳では正確な翻訳が難しいケースがある。WOVN.io との連携に加え、10年以上にわたり、日本在住・訪日外国人向けのナビゲーションサービスを提供しており、地理や交通関連の固有名詞を含む多言語データを管理してきたナビタイムジャパンのノウハウを生かし、高精度な多言語自動翻訳機能実現を目指す。
今回の連携により、生成したすべての多言語サイトを一元管理することが可能となるため、多言語サイト運営の効率化が図れるとのこと。