LINE Pay株式会社は、マルチペイメント決済ゲートウェイシステムを開発するネットスターズと、「LINE Pay」の決済機能を搭載した「LINEミニアプリ」を容易に導入できる支援サービス「StarPay-mini for LINEミニアプリ」の提供・販売において協業することを発表した。
これまで両社は、2017年10月のLINE Payの決済加盟店拡大・管理業務に関する提携や、2018年4月のLINEとネットスターズ間での資本業務提携を通じて連携し、協業体制を築いてきた。今回、ネットスターズが提供するミニアプリ導入支援サービス「StarPay-mini」が、LINEが提供する「LINEミニアプリ」に対応し、LINE Payの決済機能を搭載したミニアプリを容易に導入できる支援サービス「StarPay-mini for LINEミニアプリ」として、国内企業向けに販売・サービス提供を開始した。
ミニアプリは、企業と消費者をつなぐ新しいデジタルサービス。「LINE」などのスーパーアプリ上にサービスを設置するため、企業にとっては、新規にスマートフォン用アプリを制作するよりも容易であることがメリットだという。StarPay-mini for LINEミニアプリは、ミニアプリに求められる機能をブロックのように定型化・組み合わせ、迅速な開発をサポートするネットスターズのサービスStarPay-miniに、LINE Payの決済機能を備えてセミフォーマット化し、よりスピーディーな開発を可能にする。
LINE Payは、2013年より「LINE@」(現「LINE公式アカウント」)の販売・運営をしてきた実績やノウハウを保持しており、同提携を機に、これまで提供してきたLINE公式アカウント、LINE Payに加え、LINEミニアプリも組み合わせて、販促と決済、CRMを横断的にカバーするサービススキームを加盟店や企業に提案可能になるとのこと。