コメ兵は、 カンテイ機能付きブランドフリマアプリ「KANTE」のリユース事業者向け「認定ショップ」サービスを拡充、2020年5月11日より認定ショップの受け付けを開始する。また、KANTEで売れた商品の手数料を無料とするサービスを期間限定で実施する。
KANTE「認定ショップ」とは、 KANTE独自の基準により審査をクリアした事業者のみを登録する制度。 安心して取引できる事業者の証として、ショップ名を出して販売できるほか、 一度に複数の商品を一括で出品できるようになる。2017年11月にKANTEがスタートした時からあった制度だが、「ブランド品を高く売りたい」「ブランド品を安く購入したい」という一般ユーザー同士のCtoCアプリであることを重要視し、 実際のサービスとして提供していなかった。
政府の緊急事態宣言や各都道府県からの自粛要請により、店舗の臨時休業や4月に開催予定だったリユース事業者向けオークションの多くが中止となるなど、 買取した品物を販売する場が縮小している。 一方、 巣ごもりによる自宅時間が増えたことに伴い、 KOMEHYOの宅配買取では新規の利用件数が前年同月比で1.5倍になるなど、 使わなくなったモノを整理する人が増えている。
このような売却需要が高まる中、 買取りを続けていたリユースショップなどを中心に、 所有している在庫を販売する場がないことに苦慮する企業から、 KOMEHYOグループ会社「KOMEHYOオークション(愛知県名古屋市)」へ多くの問い合わせが寄せられている。
そこでKOMEHYOでは、 ブランドフリマアプリKANTEの特徴である「認定ショップ」サービスを拡充し、 KANTEを一般消費者に直接販売できるチャネルとして提供することにした。安心・安全にブランド品が購入できるプラットフォームである点を維持しながら、 リユースショップの余剰在庫流通を促進し、 事業継続の一助につなげていければとの考え。