JR東日本スタートアップ、ジェイアール東日本物流、JR東日本リテールネット、東京モノレールの4社は、訪日外国人旅行者向けプラットフォームサービス「WAmazing」を提供するWAmazing株式会社と協業し、訪日外国人旅行者を対象に、同サービス上で東京駅の土産菓子などを消費税免税価格で販売し、11月21日から東京モノレール羽田空港国際線ビル駅で引き渡す実証実験を行うと発表。
旅行者は同サービスを利用することで、東京駅を代表する土産菓子や日本で人気の化粧品をいつでも、どこでも購入可能となる。また、これまで店舗ごとに行っていた免税手続きを1回に集約することができ、空港で受け取れることで手ぶら観光を促し、利便性と回遊性の向上を図る。
2018年に訪日外国人旅行者が初めて年間3000万人を超えるなど、インバウンド需要は年々高まっている日本。2020年には免税手続きのオンライン化が決定しているなか、JR東日本グループは今回の実験結果を踏まえ、サービスの実用化や対象商品の拡大などを検討するとしている。
実証実験対象国は、台湾・香港・中国。対応言語は、中国語の繁体字・簡体字となっており、WeChatミニプログラム「玩尽日本免税站」を利用して購入を行うことができる。