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南海電気鉄道、駅窓口でのアリペイ・ウィーチャットペイ決済を実現

 アイティフォーは、大阪難波および和歌山・関西空港・高野山をつなぐ鉄道会社の南海電気鉄道(以下、南海電鉄)におけるモバイル決済「アリペイ」「ウィーチャットペイ」サービスに、同社の決済クラウド「iRITSpay(アイリッツペイ)」およびマルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」が採用されたことを発表した。

 既に2018年7月より南海電鉄の一部の駅窓口にて本格稼働しており、関西空港駅をはじめとした主要駅を利用される中国人観光客は、日本円に両替することなくアリペイやウィーチャットペイできっぷを購入することが可能になる。なお、駅窓口での両決済サービスの導入は南海電鉄が初の事例となる。(2018年6月末時点)

 同社のiRITSpay決済ターミナルは、磁気カード・ICカード(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード)や電子マネーに加えて、銀聯カード、中国系決済のアリペイ、ウィーチャットペイなどにも対応している。

 今回のシステム化では、既存の駅窓口の端末機1台に対し、iRITSpay決済ターミナル1台を接続。窓口にきっぷや特急券などを購入するユーザーのモバイル端末の画面をiRITSpay決済ターミナルで読み取ることで、アリペイとウィーチャットペイ両方でのモバイル決済が可能となる。

 南海電鉄は、今回のサービス開始を機に、世界各国の訪日客のニーズを捉え、増大する外国人観光客への利便性向上と利用者増加促進を図る。またアイティフォーは今後、小売業以外のユーザーに対しても、iRITSpay決済ターミナルの展開を強化していく。

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