VR内覧の技術を用いて、スマホで家を購入できるサービスを展開しているジブンハウスは、VRを眺めて家具の配置やインテリアなどを検討するジブンハウスの購入者をメインターゲットに、VR画面でインテリア商品の購入ができるVRシステムと連携した販売サービス「JIBUN STORE」を開始した。
本サービスで販売されるジブンハウスにフィットしたオリジナル規格サイズの商品は、あらかじめVR空間上に埋め込まれ、ユーザーは室内の雰囲気などと商品を照らし合わせながら好みの色柄などを選択することができる。
これにより、立体的でリアルなVR空間で商品の配置イメージを確認したうえで、その画面上から直接購入することが可能となった。
JIBUN STOREでは、第1弾としてオリジナル規格サイズのモロッコ製ラグマット(限定30枚)を発売。今後は、新たなオリジナル規格商品のほか、食器や時計など小物を中心に随時リリースしていき、若手作家やアーティストによる作品も積極的に取り扱っていく予定となっている。
同社は日本ユニシスとともに、VR内覧技術をプラットフォーム化したバーチャル住宅展示場「MY HOME MARKET」を展開。また現在は、東京大学とアスカラボとの共同研究で、人工知能搭載プログラムが消費者の趣味やライフスタイルに合わせた最適な住宅の提案や住宅候補地をマッチングし、ARで住宅完成イメージを確認できる新技術「AiR」を、今秋のサービス化に向けて開発を進めている。