ジャストシステムは、「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2018年5月度)」の結果を発表した。なお本調査は、15歳~69歳の男女1,100名を対象に、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」において、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用し実施された。調査結果の概要は以下の通り。
5月はEC利用者の「約半数が、3大ECサイトのみで購入」
2018年5月にECで商品を購入した人のうち、51.0%が「AmazonとYahoo!ショッピング、楽天市場(以下、3大ECサイト)以外のECサイトでは商品を購入していない」ことがわかった。また、「3大ECサイト以外のECサイトで商品を購入したが、その購入頻度は3大ECサイトより少ない」と答えた人は20.8%であった。
一方、「3大ECサイト以外のECサイトで商品を購入し、その購入頻度は3大ECサイトよりも多い」と答えた人は10.6%、「3大ECサイト以外のECサイトで商品を購入したが、その購入頻度は3大ECサイトとほぼ同等」と答えた人は13.4%となった。
約5割が、「オススメのECサイトは、Amazon」
EC利用経験者に、友人や知人に薦めたいECサイトを聞いたところ、「Amazon」を挙げた人が最も多く(47.4%)、次いで「楽天市場」(27.4%)、「Yahoo!ショッピング」(10.0%)でした。84.8%の人が3大ECサイトを薦める結果となった。※自由回答形式の回答を集計。
Amazon利用者の約4割が、「配達予定日に来なかったことがある」
Amazonを利用して、「購入時に表示された配達予定日に、商品が到着しなかったことがある」と答えた人が39.4%いた。一方で、「購入時に表示された配達予定日に、商品が到着しなかったことはない」と答えた人は55.2%であった。
約7割が、「予定日どおりに配達すべきだが、ルールを緩めてもいい」
Amazonを利用して、「配達予定日に到着しなかった」経験がある人のうち、68.7%が「予定日どおりに配達すべきだが、配達ルールをもう少し緩くしてもいい」と回答。また、65.0%は「予定日どおりに配達すべきだが、自身が受け取れないこともあるのでお互いさま」と答えた。※「あてはまる」「ややあてはまる」の合計