ラクスルとヤマトホールディングス(以下、ヤマトHD)は、デジタルテクノロジーを活用し、企業間物流の構造変革を実現するため、資本提携を実施した。
ラクスルは、印刷業界でインターネットを用いた新しい仕組みをつくり、顧客企業、印刷会社双方の経営効率化を目的に事業を展開。2015年12月には、中小運送事業者のトラック非稼働時間と、荷主企業の物流ニーズをタイムリーにマッチングする「ハコベル」の提供を開始した。
ヤマトHDは、企業間物流において付加価値の高いソリューション提供を目指し「バリュー・ネットワーキング」構想を推進。また、デジタルテクノロジーの活用を本格化し、積極的にオープンイノベーションを通じた外部企業との連携を推進している。
今回の提携により両社は、荷主・納品先企業と物流事業者の双方が抱える課題を同時に解決できる、オープン型の物流プラットフォームを構築。企業間物流の構造変革の実現を目指していく。