アスクル株式会社は、2025年10月19日に発生したランサムウェア攻撃によるシステム障害に関して、12月25日に新たにサービス復旧の進捗を発表した。
ASKULサービスについては、12月25日より新たにASKUL仙台DCおよびASKUL福岡DCにて物流システムを使用した商品出荷を再開。これにより、単品(バラ)単位での注文対象商品が約1万6千商品から約2万5千商品へと拡大している。
なお、発表時点では出荷拠点が限定されていることから、配達までに1日~7日程度のリードタイムを要しているが、安全稼働を最優先としつつ順次出荷センターを拡大し、商品数・リードタイムともに従来レベルに戻せるよう、引き続き本格復旧を進めていく方針とのこと。
その他のサービスの進捗状況は、下記の表のとおり。

加えて、アスクルは12月22日にウェブコンテンツ「アスクルのサイバーセキュリティ」を開設したと発表。同コンテンツ内では、アスクルの情報セキュリティに対する考え方や主要な取り組みを紹介しているという。

