商品を「ストーリー」で訴求するメディア型ECモール「kabukiペディア」を運営するKABUKI(カブキ)は、EC特化型広告配信ネットワーク「アド・アトリエ」の提供を開始すると発表した。同サービスは、EC事業者は商品売上以外でも収益を得ることが可能になる。
kabukiペディアは、ECサイトの商品ページではなく、商品のストーリーを記事として掲載することにより、利用者の潜在的な需要を喚起し、購買意欲を高めて訴求するメディア型ECモール。各事業者が各々作成した記事を、kabukiペディア独自のメディア設計ノウハウにより、商品ページデータを半自動でメディアに変換することで、簡単にメディアECを構築することが可能。
2017年3月上旬に開始予定のアド・アトリエは、EC事業者が広告配信を行うだけでなく、自社ECサイトで広告を掲載し、広告収入を得ることも可能になる循環型アドネットワーク。広告を設置したEC事業者は広告がクリックされたタイミングや、広告の表示回数などで広告収入を得ることができる。その広告収入は現金化するだけでなく、アド・アトリエの広告費用にまわすこともできる。