ゲオホールディングスの子会社であるゲオは、2017年2月から3月にかけて、全国の直営ゲオショップ125店舗へ233台のセルフレジを追加導入すると発表した。同社は、レジ業務の効率化と顧客の利便性向上を目的に2015年4月からセルフレジの導入を進めており、今回の追加導入で合計745店舗1,505台の設置となる。
セルフレジ導入から3ヵ月経過した175店舗の実績を検証したところ、セルフレジ未導入店舗と比べ、レンタル全体(映像・CD・コミック)の粗利高が0.8%増、映像作品レンタルの粗利高においては1.6%増という結果だった。また、2016年4月から10月におけるセルフレジ平均利用率は41.6%と、レンタルサービスを利用した顧客との4割強がセルフレジを利用しており、レジ待ち時間短縮などの利便性向上に効果が高いと判断し、今回の追加導入を決定した。
ゲオは、今後もセルフレジを順次追加導入する予定で、スタッフが売場の販売力向上により一層注力でき、顧客がより便利に利用できる環境整備を進めていく。