リビングスタイルは、インテリア業界向けにオンラインレイアウトシミュレーターを提供。30万点以上の家具データを保有しており、国内の大手20ブランド以上のインテリアショップ/メーカーに採用されている。
同社は今回、三井不動産のコーポレートベンチャーキャピタルファンド「31VENTURES Global Innovation Fund 1号」と、アコード・ベンチャーズが運営する「アコード・ベンチャーズ1号投資事業有限責任組合」を引受先とした第三者割当増資を中心に、資金調達を実施した。
三井不動産は今年2月に、総額50億円のコーポレートベンチャーキャピタルファンド「31VENTURES Global Innovation Fund 1号」を独立系ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレインと共同で設立。不動産事業とのシナジーが強いことから、リビングスタイルを第一号投資先に決定した。三井不動産グループで空間デザインを手掛ける三井デザインテックとリビングスタイルは、インテリアを中心とした「ライフスタイル提案のビジネス」を、新たなICTツールの共創によって展開していく。
リビングスタイルは今回の資金調達をもとに、事業開発や営業体制を強化し、3DシミュレーションシステムのUXの向上によるサービスの品質向上、VR、ARといった新しい技術に対応する開発体制の強化も進める予定。