オンラインギフトサービス「Giftmall(ギフトモール)」および専属バイヤーによる厳選したギフトを提供する「Anny(アニー)」などを運営する株式会社ギフトモールは、シリーズBラウンドとして、スパークス・アセット・マネジメント株式会社が運営する未来創生3号ファンド、野村スパークス・インベストメント株式会社が資産の運用を受託している日本グロースキャピタル投資法人を引受先とした第三者割当増資により、40億円超の資金調達を実施した旨を発表。これにより、同社は既に発表済みの株式会社ヤマダホールディングス、株式会社プロトベンチャーズならびに同社が運営するファンドとあわせて、シリーズBラウンドとして総額50億円超の資金調達を完了したとのこと。
資金調達の目的
「MAKE MORE SMILES〜世界により多くのスマイルを。」をPurpose(存在意義)として経営理念に掲げるギフトモールは、一人でも多くの人が笑顔になる世界を目指し、2014年にサービスを開始した「Giftmall」をはじめとするギフト関連プラットフォームサービス群の成長に取り組んできた。直近では、お祝いイベント特化レストラン予約サービス「Annyお祝い体験」、訪日外国人向けローカルガイドツアーサービス「MagicalTrip」など、コト体験を提供するサービスにも進出し、グループ全体の月間訪問ユーザー数は約3,600万人、2023年1月〜12月のグループ全体の年間流通額は約200億円を記録している。
同社は、今後さらなる感動体験の提供を実現すべく、今回の資金調達を実施。商品の品揃えの拡充やサービス利便性の向上、新規事業拡大のためのプロダクト開発や開発職の採用と組織体制の強化、M&Aなどを図り、企業価値の拡大に努める見込みだという。なお、今回のラウンドを含めたこれまでの累計調達金額は、エクイティファイナンスで約65.7億円となる。