タリーズコーヒージャパンは、運営する「タリーズ オンラインストア」において、第三者による不正アクセスにより顧客の個人情報9万2,685件、クレジットカード情報5万2,958件が漏洩した可能性がある旨を発表した。
これは第三者調査機関による調査の結果判明したもので、個人情報およびクレジットカード情報が漏洩した可能性のある顧客には、2024年10月3日より電子メールにてお詫びとお知らせを個別連絡し、電子メールが届かなかった顧客に対しては、郵送で連絡を行う予定だという。
なお、今回の件はタリーズ オンラインストアの顧客が該当者であり、タリーズ公式楽天市場店やタリーズ公式アプリ、デジタルギフト、クラブタリーズは対象外と報告されている。原因はタリーズ オンラインストアのシステムの脆弱性をついた第三者の不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたこととされており、漏洩した可能性のある情報は次のとおりとなっている。
個人情報漏洩の可能性がある顧客情報の項目
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 性別
- 生年月日
- メールアドレス
- ログインID
- ログインパスワード
- 配送先情報
クレジットカード情報漏洩の可能性がある顧客の該当項目
- クレジットカード番号
- カード名義人名
- 有効期限
- セキュリティコード
タリーズコーヒージャパンは、今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止のための対策を講じるとともに、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図るとしている。また、改修後の「タリーズ オンラインストア」再開日については、決定次第、改めて公式ウェブサイトにて紹介するとのこと。