デジタル分析プラットフォームを提供するAmplitude,Inc.(以下、Amplitude)は、プラットフォームの操作をより簡易にする新たなエクスペリエンスを発表した。これにより、多くの企業が短期間で分析を開始し、カスタマーインサイトを活用して製品開発に役立られるようになる。
新機能と期待される効果の詳細は、次のとおり。
コード1行で容易に設定
従来は数週間の作業が必要だった分析設定も、今後は1行のコードで完了し、Amplitudeの包括的なプラットフォームが利用可能となる。これにより、分析、セッションリプレイ、CDP、実験機能が素早く開始できる。
初期設定不要の分析機能
従来のように複雑なダッシュボードやチャートを構築することなく、リアルタイムのインサイトを即座に得られるようになる。これにより、マーケティングやプロダクトチームは、キャンペーンや機能のパフォーマンスを容易に把握できる。
Autocapture機能
最小限のエンジニアリング作業で、ウェブサイトやアプリ上でのクリック、ページビューなどのユーザーインタラクションを取得できる。チームは基準となる指標やダッシュボードを自動入力し、ビジュアルラベルを使用することで、測定対象を特定可能に。高精度トラッキング機能とシームレスに連携することで、迅速なトラッキングが可能となる。
Ask Amplitude
平易な英語で質問すると、生成AIがリアルタイムに回答を提示。データの可視化や、その後の質問を提案し、過去の文脈に基づき、正確性と関連性の高い分析をサポートする。
テンプレートギャラリー
業界リーダーが提供するテンプレートを活用することで、リテンションやキャンペーンパフォーマンスなど、一般的なユースケースに合わせた分析が短時間で可能になる。
これらの新機能は、Amplitudeのスタータープランに無償で同梱され、すべての顧客に提供されるという。