「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムのグループ企業・株式会社foufouは、世界観の構築とユーザビリティ向上を目的に、2024年7月16日にオンラインストアをリニューアルした。
「foufou(フーフー)」は、2016年にハンドメイドで制作した服のEC販売から始まったファッションブランド。2023年8月に「北欧、暮らしの道具店」を運営する株式会社クラシコムにグループ入りし、内部オペレーションの整備や基幹システム構築などに取り組んできた。今回、さらにユーザーがfoufouの世界観に浸れる環境構築を目指し、オンラインストアをリニューアルしたとのこと。
同ブランドは、オンラインストアのリニューアルにおいて、デザインファーム・non-standard world株式会社とチームを組んだ。目指すオンラインストアの共通認識を固めるため、標語に「しっとりとそこに在り続けるタイムレスな場所としての広がりを持ったオンラインサイトを作る」を掲げ、デザインスプリントを重ねて理想の形を模索したという。
新デザイン詳細
オンラインストアのリニューアルでfoufouが重視した点は、顧客が世界観に没頭できるデザイン。商品画像を次々とスクロールできる画像配置、ランダムでおすすめが表示される仕組みなどの仕掛けが盛り込まれている。
また、商品ページで表示される商品画像の調整により、今まではスクロールをしなければわからなかった画像が一覧化された。
foufou 代表/デザイナー マール・コウサカ氏のコメント
EC販売がメインの私たちにとって「オンラインストア」は「実店舗」と同じように、お客様が快適に買い物できることはもちろんですが、foufouというブランドの考え方や姿勢を感じ取っていただける場所にしていきたいと考えております。今回、non-standard worldさんという僕たちの価値観と共感する部分を持つ方々と一緒に、余すことなくfoufouの世界を体験できるオンラインストアを作りました。
foufouは私が自分で作った一着のハンドメイドを無料で使えるオンラインストアで販売したことから始まりましたが、今では年間で何千着ものお洋服を販売させていただけるようになりました。このリニューアルを期に、これからも僕たちのブランドの変化に合わせてより快適でより美しいものを目指していきます。