2019年9月20日にグランドオープンした「大丸心斎橋店 本館」は、5周年を迎える今秋に向けて初の大規模リニューアルを実施する。同リニューアルでは、エリアの独自性と時流を捉えたラグジュアリーカテゴリーを強化・拡充。2025年の「大阪・関西万博」、2026年の大丸大阪出店300周年を前に、グランドオープン時のコンセプト「Delight the World 世界が憧れる心斎橋へ」にもとづいた店舗作りを推進する。
リニューアルの概要
旗艦店や新業態など、大丸心斎橋店にしかない独自性の高い売場を展開する。そのほか、具体的なリニューアルの概要は次のとおり。
若年富裕層顧客の対応強化
大丸心斎橋店 本館は、ラグジュアリーブランドが並ぶ御堂筋に立地し、前年度は20~40代若年層の売上シェアが拡大した。今回のリニューアルでは特選ブティックのフロアにとどまらず、全館に時流を捉えた高感度ブランドを集め、若年層の支持拡大を図る。
インバウンド対応のローカリティ・体験型コンテンツの強化
2024年5月の店舗免税売上は過去最高を記録し、インバウンドの回復による売上が好調に推移したとのこと。今後、大阪・関西万博に向けてさらに訪日客が増えると想定し、物販のみならず、日本の文化伝統工芸やジャパンポップカルチャーなど、日本や大阪でしか体験できないコンテンツを強化する考え。
今後のスケジュール
- 2024年夏から2025年にかけて、本館内テナント約70店舗が順次リニューアルオープン
- リニューアルの全貌は2024年8月中旬に第2弾リリースで公開される予定