オークネットは、イトーキのグループ会社で、環境配慮型のオフィス什器シェアビジネスを手掛けるイトーキシェアードバリュー（以下、ISV）と、「オフィス家具リユース流通プラットフォーム」構築に向けた協業を開始した。
同協業により、オフィスのリニューアルや移転などにおいて発生する「まだ使用可能な中古オフィス家具」の機会・価値を最大化する「オフィス家具リユース流通プラットフォーム」の実現可能性の検証に着手。オフィス家具の長寿命化・資源価値最大化、廃棄ゼロを目指すサーキュラーエコノミーの推進に加え、DX化の推進により、オフィス家具流通におけるリユース文化の醸成を目指す。
今後は、同サービスの流通基盤や情報資産を一次流通販売との連携やオフィス家具の残存価格の可視化、循環型の製品・サービス開発などへ活用する取り組みについても模索していくとしている。
「オフィス家具リユース流通プラットフォーム」の概要
同プラットフォームは、オフィス家具リユース品の取引ができるオンラインオークションシステムを利用会員向けに提供する。まだ利用可能な価値がありながらも不用になったオフィス家具を持つ企業・団体は、同プラットフォームを通じた売買が可能になり、廃棄にともなうコストの低減や温室効果ガス削減が期待できる。
ISVが培ってきた環境配慮型事業の専門的な知見、ノウハウと、イトーキグループのネットワークを活かし、企業・団体にとって安心かつ円滑な出品を支援。ここにオークネットが持つオークション運営ノウハウやシステム基盤、再流通ネットワークを活用することで、円滑な売却の仕組みの実現を目指すという。
