広告運用自動化ツール「Shirofune」は、Amazon広告に対応した運用自動化機能をリリースした。これによりAmazon広告の予算管理・入札最適化と成果分析、レポート作成をShirofuneで自動化できるようになっている。
Shirofuneは「1日10分でプロ品質の広告運用」を目指す広告運用自動化ツール。広告の出稿から最適化まで運用に関わる各種業務を自動化することで、広告運用が未経験の人でも生産性の向上ができる環境を提供している。
日々の運用の分析から、「獲得の見込める追加すべきキーワード」や「成果に結びつきにくく無駄にお金がかかっている除外すべきキーワード」をShirofuneが改善チャンスとして提案。ユーザーは表示された内容を実行するか判断し、クリックなどの操作をするだけで、その設定が自動的に反映される。
今後、Amazon広告のキーワード追加/除外に関する改善カード機能も近日実装予定だという。
自動化機能の基本概要
Amazon広告の成果を自動で分析し、あらかじめ指定した予算内で収まるかたちで入札金額を自動最適化。日々の運用状況を表やグラフに取りまとめた数値レポートや数値の変化要因の分析と考察をまとめたレポートなどを好きなタイミングでExcel出力できる機能を提供している。
今回の対応は、Amazon広告の運用だけでなく、ほかの広告とも横断した成果分析や、媒体ごとに配分を設定した予算の管理と入札最適化、レポート作成も実現している。これにより、複数媒体の広告運用の効率化、成果改善もまとめて対応できるという。同機能の詳細は、次のとおり。
予算調整機能
設定した予算内で成果を最大化できるように自動で管理・調整が可能に。複数媒体の運用時には媒体ごとの予算を設定できるほか、予算グループの設定により、任意のキャンペーン群に対して自由に予算組みができる仕様となっている。また、月額予算だけでなく任意の期間での予算設定もできる。
入札最適化機能
クリック・コンバージョン・収益(コンバージョン値)のなかから、選んだ成果指標にあわせて入札内容を自動で最適化。優先コンバージョン設定で、より細かくコンバージョン設定をカスタマイズできる。
広告成果の可視化とレポート作成機能
コックピット画面では、前日までの成果をグラフに可視化。Amazon広告単体はもちろん、複数媒体の成果も自動でグラフに反映。また、詳細な情報を含むExcelレポートもワンクリックで出力可能となっている。