J.フロント リテイリングは、WealthPark RealEstate Technologies(以下、WPRET)と包括的な業務提携契約を締結したと発表。これにより、両社が有する顧客資産に対して、双方商品・サービスを相互提供し、顧客に対する提供価値向上を図るほか、J.フロント リテイリングは海外富裕層をターゲットとしたビジネス強化を目指すという。
2024-2026年度中期経営計画にて、インバウンド消費取込みの量的な拡大とともに、海外富裕層との関係性構築を戦略課題として挙げたJ.フロント リテイリング。特に重点ターゲットとなるアジアの富裕層は、高品質な商品やサービス、特別な体験を求めており、これまで百貨店事業で培った外商顧客向けサービスなどのノウハウをアップデートすることで、強みが創出できると考えているとのこと。
WPRETは、不動産、アート、ワイン、未上場株式などといったオルタナティブ資産への投資機会を拡大すべく、グローバルなプラットフォーム構築をおこなっている。同社は日本国内へ投資するインバウンド投資家向けに、不動産を中心とする資産運用サービス(販売および管理)を提供しており、香港や台湾を中心に2,000名を超える海外投資家とのネットワークを築いているという。
両社は、2023年10月にコーポレートベンチャーキャピタル・JFR MIRAI CREATORS Fundを通じてJ.フロント リテイリングが出資したことをきっかけに、業務提携を開始。オルタナティブ資産への投資機会提供や、新たなサービス提供に向けた取り組みを両社で検討してきた。今回の提携により、双方の強みを生かした顧客基盤成長への取り組みをさらに進めるとしている。