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ECzine Day 2024 Autumn

2024年8月27日(火)10:00~19:15

ECzineニュース

EC事業者の約3分の1が業務の一部~全部を外注 ECサイトや商品ページの改修が高い需要/マクロジ調査

 マクロジは、クロス・マーケティングに調査を依頼し、EC事業担当者または決裁者対象に、EC事業者が抱える課題について調査を実施した。調査内容の結果の一部は、次のとおり。

EC事業者の動向

ECサイト運営体制

 同調査結果では、ECモールへの出店割合は楽天市場が全体の27%、次点でAmazon、Yahooがいずれも高い水準で続き、運営体制としては約3分の1(うち、全部委託が10.4%、一部委託が23.5%)が業務の一部または全部を外注しているという結果だった。

EC運営における課題

 モールについては売上が上がらない、利益が残らない課題が多く、D2Cについては、利益課題は比較的少ないが、売上が上がらない課題がもっとも大きく現れた。

 外注の選定基準についても調査した結果、「アドバイスだけでなく作業まで行ってくれる」というニーズが高かったことから、売上を上げるためのECにおけるノウハウだけでなく、実行するEC人材の不足にも課題を感じている企業様が多いと考えられる。

今後行いたい施策

 今後行いたい施策としてはECサイトや商品ページの改修がもっとも需要が高まった。次点で新商品開発や仕入れ、また複数チャネルへの販路拡大、そして広告運用強化が続く結果に。EC市場においては競合が全国のエリアとなるので、他社との差別化を訴求し、売れるための制作が求められると推察される。

 また、EC未出店の事業者の未出店の理由は「ノウハウがない」「資金不足」「実店舗運営に工数がとられEC店舗への出店ができない」が高い数字となっていた。

アンケート調査概要
  • 調査期間 :2023年8月28日~2023年8月29日
  • 調査地域 :全国
  • 調査対象 :20~69歳の男女 EC事業者対象
  • 有効回答数 :スクリーニング: 1万5,784サンプル、本調査:500サンプル
  • 調査手法 :インターネットリサーチ
  • 調査実施 :クロス・マーケティング

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