カカクコムは、レストラン検索・予約サイト「食べログ」における飲食店向け総合DXサービス拡充の一環として、店内モバイルオーダーサービス「食べログオーダー」とオンライン予約台帳「食べログノート」の連携を開始した。
飲食店が両サービスを併用した場合、店舗スタッフが操作するオーダー端末から行った配席状況と食べログノートに登録されている全席の予約情報がリアルタイムで連携されるため、来店案内・配席・予約管理業務の効率化が可能となる。
「食べログオーダー」と「食べログノート」の連携について
従来、飲食店では利用客の来店時に台帳で予約情報を確認し、予約の場合は決まった席に、予約なしの場合は店内の空き状況を確認してから案内するオペレーションが一般的で、予約・空席管理業務の煩雑さが課題となっていた。
そこで食べログでは、「食べログノート」に登録された予約情報を「食べログオーダー」に、また「食べログオーダー」で行った配席情報を「食べログノート」に、いずれもリアルタイムで連携できるようにしている。
サービス連携のポイントは、次のとおり。
予約情報・空席状況をハンディ端末だけで確認可能
来店時にスムーズな案内が可能になることで、案内業務の効率化、利用客の満足度向上が期待できる。
営業時間中はハンディ端末の操作のみで対応可能
営業時間中の予約台帳を使った予約管理が不要になり、予約管理・店内業務の効率化が期待できる。
ウォークイン来店の着席情報も予約台帳に自動反映
ウォークイン(予約なし)の来店情報、また退店情報も予約台帳に自動反映されるため、ダブルブッキングの可能性を気にすることなく、当日・直前を含め、より多くのネット予約を受け付けられるようになる。