凸版印刷は、D2C(Direct to Consumer)事業の早期立ち上げ・実行を支援するサービス「D2Cのばセル」を、メーカーのブランド部門などに向けて提供開始した。
「D2Cのばセル」は、D2Cの事業立ち上げからグロース支援までに特化したサービス。商品企画、事業性検証、商品ブランドの世界観を訴求するサイト構築、集客、CRM運用をワンストップで提供する。D2C事業の参入を検討する業種・業態のEC設計パッケージを5種類用意しており、事業設計の期間短縮や効率化に寄与する。
同サービスの特徴は、次のおとり。
D2C参入を裏付ける事業性検証から支援
同社がこれまで主にパッケージ分野で培ってきたテストマーケティングのノウハウを活かし、商品のデザイン、販売ターゲット・テスト販売場所の選定、集客施策などを支援。これにより、商品の強み・弱みを把握し、D2C事業参入にあたり裏付けとなるデータ収集と社内承認を得るための事業計画/企画書の策定を支援する。
業態・業種別のEC設計標準フォーマットにより円滑なプロジェクト進行を支援
主に、総合通販(①メーカー②流通)、リピート通販(③メーカー)、自社モール(④メーカー⑤流通)など、ECサイト設計の標準フォーマットを5パターン用意。事業モデルや商品に最適な販売方法・仕掛け作りなどの施策を、導入企業に合わせたパッケージで展開することで、EC設計に必要な期間やコスト短縮などの効率化を支援する。
導入企業の事業規模に合わせたメニュー提供が可能
導入企業は、自社のD2C事業の規模に応じて必要な機能を選ぶことができ、同サービスはD2C事業に関わる総合的な支援からECサイト立ち上げにともなうフルフィルメント、CRM設計などの必要機能単体でも提供可能となっている。D2C事業立ち上げにあたり必要となる人材やノウハウなどを都度調達する必要がなく、専門スキルを有したリソースをワンストップで提供。立ち上げ後の運用と体制構築の支援も実施する。