博報堂DYメディアパートナーズは2023年7月11日、Googleが保有する配信ソリューションと連携し、地上波CMとコネクテッドTV広告を統合モニタリングする「Tele-Digi AaaS for CTV」の提供を開始すると発表。テレビデバイス上での動画広告運用の最適化を実現するとしている。
博報堂DYメディアパートナーズは、広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル「AaaS」を提唱。広告主の広告効果最適化により事業成長に貢献するソリューション群を提供している。
昨今、コネクテッドTV(インターネット回線に接続されたテレビデバイス)の急速な普及でテレビデバイス上での動画配信サービスの視聴が伸び、放送と通信の融合が進んでいる。それにより、動画配信面に流れるコネクテッドTV広告も需要が拡大。生活者に広告を到達させる重要なタッチポイントとなってきている。
Tele-Digi AaaS for CTVは、地上波CMとコネクテッドTV広告をインプレッションで統合し常時モニタリング。性別年齢・配信エリア・メディア区分での効果比較を即座に実施できる。従来は困難だったテレビデバイス上での放送と通信を融合した、動画広告運用の最適化が可能となる。
博報堂DYメディアパートナーズは、既に複数社を対象に本ソリューションの試験導入を実施。同社のAaaSコンサルタントが並走することで、ターゲットへの広告の到達をコントロール可能であることを確認している。今後も、モニタリング指標や分析機能のアップデートを順次実施していく予定とのこと。