アマナイメージズとオールインワンAIデータプラットフォームを提供するFastLabelは、店舗向けのエッジAIカメラソリューションを提供するAWLに、著作権者および被写体から利用承諾を得ている「権利クリア」な人物顔画像のデータと高精度のアノテーションデータを組み合わせたオーダーメイドのデータセットを提供したことを発表した。
リアル店舗の課題解決、価値向上を実現するためのAIカメラソリューションを開発、提供するAWLは、大手企業から開発受託時にAIに学習させるためのデータとして「著作権者や被写体から利用承諾を得ているデータセット(=AI倫理を遵守した権利クリアなデータ)」を用いる要望が増加。アノテーションが施された教師データセットを探していたところ、アマナイメージズとFastLabelによるデータセットが条件に合致し、採択に至ったとのこと。
アマナイメージズとFastLabelは、2022年10月25日に業務提携を締結して以来、顧客のAIの機械学習用途における素材データの収集および権利関連に関する課題解決を進めてきた。今回、2社が共同提供するデータセットが採択されたポイントは次の3点。
- アマナイメージズの素材を活用し、AI開発の機械学習用途を含む利用承諾を著作権者および被写体から得ている「権利クリア」な人物顔画像のデータセットを提供
- 「権利クリア」なデータの選定〜アノテーション代行まで、一気通貫で対応
- FastLabelが有するアノテーション要件整理ノウハウにより、顧客要望を盛り込みながら短期間での納品を実現